精神的な師

釈迦牟尼仏陀は約2500年前のインドに生きた偉大な師です。悟りを開いた後、あらゆる衆生にも悟りを得る道を示しました。

龍樹は空についての仏陀の教えを解説した先駆的なインドの師です。

提婆（2世紀半ば – 3世紀半ば）は龍樹の主要な弟子で、龍樹の空の教えを解説し、さらに発展させました。

寂天は8世紀に生きたインドの師で、チベットのあらゆる伝統に伝わる菩薩の教え―特に六波羅蜜の実践―を説きました。

アティーシャは仏教が一時的に衰退していたチベットに再びインドから仏教を伝えました。

ガムポパはカギュ派の師であるミラレパの主要な弟子です。

ツォンカパはチベット仏教ゲルク派の宗祖です。

ダライ・ラマ14世はチベット仏教の精神的指導者です。1989年にノーベル平和賞を受賞し、非暴力と慈悲の象徴として全世界に知られています。

ダライ・ラマ14世の主任教師であったヨンジン・リン・リンポチェは、第97代ガンデン・ティパ（ゲルク派総本山・ガンデン寺座主）も務めました。

ツェンシャブ・セルコン・リンポチェはダライ・ラマ14世の問答の教師の一人であり、チベット仏教のあらゆる領域に通じた師でした。

スピティ谷にあるタボ僧院の精神的指導者であるツェンシャブ・セルコン・リンポチェ2世は、ダライ・ラマ法王の尊敬すべき師の化身です。彼は心温まる具体的なアプローチで知られ、智慧と慈悲の深遠な教えを初心者にも上級の弟子にも分け隔てなく教える師として人々に愛されています。

ゲシェー・ガワン・ダルゲーはインド・ダラムサラのチベット文献図書館において西洋人に仏教を教えた先駆的な師です。