帰依

第1～7節 聖地にいることの利点を生かす...

真のダルマの3つのレベル ラムリムでは、動機（モチベーション）には3つのレベルがあるとされています。 初級レベル－現世の次の来世だけでなく、この先ずっと善趣（転生する三つの良い境涯、天道・人間道・修羅道の三善趣の一つ）に確実に転生し続けるという観点から考える。 中級レベル－輪廻（とめどなく繰り返される転生）から完全に開放されることが動機になる。解脱したいと考える。 上級レベル－全ての衆生が輪廻から解放されるのを助けるため、完全な悟りを得た仏の境地に至ることを目指す。 ...

帰依をする事で安全で建設的な方向へと正式に自分の人生を方向付ける時、この方向性を維持する手助けとなる行為へと従事する事になります。

自分の欠点を改善して能力を発揮できるよう努力し、人生が行き詰って落ち込むことを回避します。

恐れを抱く原因は様々で、どのような形で現れるかも千差万別です。対処方法を上手く使 って恐れに打ち勝ち、穏やかで幸せな人生を送りましょう。

出離とは、あらゆる形の苦しみとその原因から自由になる決意のことです。それらのものから解放されることは可能だという合理的な確信が出離の基礎です。

人生に定められる最も安全で有意義な方向性とは、欠点を克服してあらゆる可能性を発揮できるように自分を磨くことです。

帰依する事で進むべき道を定め、常にその方向に向かって行く事が出来ます。そうする事で、自分の周囲で何が起きようとも人生における力と意味を得る事が出来ます。